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建築探訪:ユートミヤ

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宮城県富谷市にあるU-TOMIYA ユートミヤ(富谷市複合図書館)を見に出かけてきました。

今回特に印象に残ったのは、空間のつくられ方と、さまざまな居場所が用意されていること。
大きなひとつの空間をつくるのではなく、天井の高さや素材、光の入り方、家具の配置などを少しずつ変えることで
それぞれに違った居心地の場所が生まれていました。

開放的な場所もあれば、少し落ち着いて過ごせる場所もある。人が集まる場所もあれば、一人で過ごせる場所もある。

同じ建物の中に、その時の気分や過ごし方に合わせて選べる居場所があることで、空間全体が豊かになっているように感じました。
また、それぞれの場所が単独で存在するのではなく、視線や光、人の動きによって緩やかにつながっているところも印象的でした。

そして特に目を惹かれたのが施工精度の高さです。
素材の納まりやラインの揃え方、異なる素材が切り替わる部分など、細かなところまで丁寧につくられていました。
図面の中で考えられた空間を、実際の建築としてここまできれいに成立させるには、設計だけではなく、現場でつくる方々の技術と積み重ねが欠かせません。
細部まで見ていくほど、その丁寧な仕事に感動しました。

「どんな形をつくるか」だけではなく「そこで人がどう過ごすのか」
そして、それを「どうつくり上げるのか」

改めて、建築を考える上で大切にしたいことを感じる建築探訪となりました。

働きたくなる会社

[ニュース]


当社で設計協力させていただき、今年3月に完成した株式会社サステムさまの新社屋を訪問しました。
竣工から数か月が経ち、実際に働く方々の様子や建物の使われ方を見ることができました。

外観はダークトーンを基調としながら、木調ルーバーによってやわらかさや親しみやすさを加えています。
内部には来客エリアや会議室、ラウンジスペースを設け、働く人にも訪れる人にも心地よい環境となることを目指しました。
特に木ルーバーが連続する廊下空間や、植栽を望む会議室、落ち着いたラウンジスペースは、この建物の象徴的な場所になっています。

今回お話を伺う中で、とても嬉しいエピソードがありました。
入社を希望された方が、
「社屋が素敵だから、この会社で働きたいと思った」
と話されていたそうです。

建築は単に業務を行うための箱ではなく、人を迎え、働く意欲を生み、企業の魅力を伝える存在にもなります。
私たちが目指しているのは、見た目だけではなく、人が集まり、関係が生まれ、そこで過ごす時間そのものを豊かにする建築です。
この建物がこれからも企業の成長を支える場所として、長く愛され続けることを願っています。